マツダ ロードスター製作1

それではさっさく前回紹介したタミヤの「マツダ ロードスター」を制作していきます。

 
1. パーツカット
 まずはランナーからパーツを切り出します。パーツカットで使用する道具はこちら。

デザインナイフ、ニッパー、スポンジやすり、鉄やすり

ニッパー以外は全てダイソー商品です笑(ニッパーもJoshinで一番安いやつだけど)。 ニッパーを使ってパーツをランナーから切り離し、残ったゲート部分を鉄やすり→スポンジやすりの順で磨いて処理します。メッキパーツやクリアパーツはやすりをかけるとメッキが剥がれたり白く濁ってしまうのでデザインナイフで処理します。

全てのパーツカットが完了

 

 2. スジ彫り・パテ埋め

 全てパーツをカットし終えたら目立つ部分にくるパーツを調整します。ボディの目立つ部分には最終仕上げでスミ入れをしようと考えているので塗装した後で墨がうまく流れていくように元々ある線(モールド)を掘りなおしていきます。スジ彫りには「BMCタガネ」を使うのがメジャーみたいですが、私はそんな高級品には手が出ないためダイソーのキリで代用します笑。

我が家のスジ彫り道具

スジボリ堂 BMCタガネ 幅0.075mm プラモデル用工具 T-005N[cb]

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 スジ彫りしたいモールドの周辺をマスキングテープで保護してデザインナイフでなでるようにしてモールドを深く彫り直し、キリでなでるようにして溝を広げます。

左:スジ彫り前 右:スジ彫り後
上の画像がスジ彫り前と後の比較。...いまいち違いが分からん笑(道具が悪いのか?)。まあ、最終的に墨が良い感じで流れて行ってくれたらOKなので今はこれで良しとしよう笑。
 次に肉抜きと呼ばれるパーツのくぼみをパテで埋めていきます。

ステアリングコラムの肉抜き
 タミヤのプラモデルは優秀で完成した時に見える部分にはほとんど肉抜きは見られなかったです。少し見えるかなーと感じたのは、ヘッドレストの裏、後輪を支えるアームのパーツあとほとんど見えないけどステアリングコラムの下側です。
 ここにタミヤのラッカーパテを盛って一晩放置。パテが乾いたらやすりを使って表面とはみ出た部分を整えます。

左:パテを盛った状態 右:やすりで整形した後

タミヤ|TAMIYA タミヤパテ(ベーシックタイプ) 32g

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3. 仮組み
 全てのパーツを整形し終えたら塗装する際の色分けやパーツ同士の合い、整形漏れがないかなどを確認するために一度仮組みをします。この際に私は塗り分けの必要ない個所や小さすぎてなくしてしまいそうなパーツはここで接着してしまいます。

仮組み中の下回り
 しかし、タミヤのプラモデルは凄いですね。こんなに細かいパーツが多いのにパーツ同士の合いもバッチリでほとんど力を入れずにすっぽりとはまっていく感じ。これまでアオシマやフジミのカーモデルも作ってきましたがパーツの精度に関してはタミヤが頭一つ抜けてる気がします。

仮組み完了

こちらが仮組みしたモデル。割と素組みでも十分な完成度になりそう笑。タミヤのキットの完成度の高さに脱帽ですww。

仮組みした下回り
 もう既に若干の満足感を感じてきましたがまだまだこれからです笑。仮組みしたモデルと実写の画像を比較しながら塗装のイメージをします。手持ちの塗料と相談しながら色分けを考え説明書に書き込んでいきます。990Sはエアコンの吹き出し口やブレーキキャリパー、幌などところどころにブルーが入っているのですがこの辺りにこだわって塗っていきたいですね。

色分けの想定
 次回はいよいよ塗装を行っていきます。塗装の出来次第で仕上がりやモチベーションにも大きく影響してくるので気合い入れていきます。
 
 

タミヤ 24342 1/24 マツダ ロードスター プラモデル(ZS03476)

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